付録第10話 鴻嶺(ホンリン)山の神の伝説
Truyện vị thần núi Hồng Lĩnh
不思議な仙女の伝説です
鴻嶺(ホンリン)山は乂安(ゲアン)道にあります。かつて、羅山(ラソン)県で、4人の木こりが山に行って、山の中の湖で平らな岩の上で水浴びする1人の美しい人を見ました。美しい人は4人を見て、急いで湖に飛び込みました。すると、突然、大きな亀が水面に浮かんできたので、4人は恐れて、湖に取った物をたくさん残して逃げました。
4人が1日中歩いても進まずに過ぎると、突然異人がやって来て言いました。「取った物を置いていくなら、ここから出られる。家に帰ったら山の中での話は誰にも知らせてはならない。」その後、話を漏らした人があって、その人は血を吐いて死んでしまいました。
神宗(タントン)帝の代に、王はこの山に来て、山頂に道標を建てました。山には90の峰があります。湖を見る事ままったくできずに、波が打ち寄せる音だけを聞きました。天気はほどなく雨になりました。神に非常な霊能があるのがわかって、王家は礼拝をするよう命じました。今日でも、人々は昔の話を語ります。
その場所は、乂安(ゲアン)省徳光?(ドゥククアン)府羅山(ラソン)県の鴻嶺(ホンリン)山で、現在は宜春(ギスアン)と干祿(カンロク)の2つの県となっています。
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